2024/09/04

家族フォーラム(9月25日)のお知らせ

 【2024年9月25日19:00~21:00】オンラインイベント

家族フォーラム2024 家族と家族会の報告会


【参加登録】 9/23締切

https://forms.gle/DaLziH8knM4iVFzD8

※必ず参加登録をお願いします。


【家族フォーラム ミーティング情報】 9月25日19:00~

参加 Zoom ミーティング

https://us06web.zoom.us/j/85096685640?pwd=EuSUHbAwMJbKaKAzeotsI2b96z1QjD.1

ミーティング ID: 850 9668 5640

パスコード: 925

※参加登録したお名前を(とご所属)を表示してください。

※15分前にオープンします。


私たちアルコール依存症家族と家族会は、それぞれに過去に学び未来を考え、自分たちにできることを精いっぱい活動しています。

今回は5つの家族と家族会の声を聞く機会を用意しました。様々な活動について報告を聞き、参加者のみなさんと意見を交換し、これからのアルコール依存症家族について議論を深めていきたいと思います。

みなさまどうかご参加ください。




2014年1月13日

オンラインで家族セミナーを開催しました。

2024/03/03

 アルコール依存症家族ネットワーク「アルカネット」個人情報取扱規定

2023年4月1日  


(目的)

第1条 この取扱規定は、アルコール依存症家族ネットワーク アルカネット(略称 アルカネット)が保有する個人情報について適正な取扱いを確保することを目的として定めます。

(責務)

第2条 アルカネットは、個人情報の保護に関する法律(以下「法」という)等を遵守するとともに、アルカネットの活動において個人情報の保護に努めます。

(周知)

第3条 アルカネットは、この個人情報取扱規定を、そのHomepage により、会員に周知します。

(管理者)

第4条 アルカネットにおける個人情報の管理責任者は、会長とします。管理責任者は、個人情報管理者(以下管理者という)を複数名任命し名簿の管理を行わせます。

(取扱者)

第5条 アルカネットにおける個人情報の取扱者(閲覧・利用者)はアルカネット規約第4章の役員とします

(秘密保持義務)

第6条 個人情報の管理責任者・管理者・取扱者(以下管理責任者・管理者・取扱者)は、職務上知ることができた個人情報をみだりに他人に知らせ、または不当な目的に使用してはならない。本組織退会後も同様とします。

(個人情報の取得)

第7条 アルカネットの個人情報は、本人からの連絡等により個人情報を取得します。

(利用)

第8条 アルカネットが保有する個人情報は、下記に掲げる項目に利用します。

(1) 名簿台帳の作成

(2) アルカネットの活動に必要な情報(含、会員誌等)の送付

(3) 国・厚生労働省・各都道府県等のアルコール依存症関連の各種情報の発信

(4) アルコール依存症家族支援の活動に関する各種情報発信

(5) アルコール依存症治療・支援の全般に関する情報発信

(管理)

第9条 個人情報は登録ユーザーのみがアクセスできるサーバーにパスワード設定したファイルで管理者が保管するものとし、適正に管理します。不要となった個人情報は、適正かつ速やかに廃棄します。

(提供)

第10条 個人情報は、次に掲げる場合を除き、あらかじめ本人の同意を得ないで第三者に提供しません。

(1) 会員本人から個人情報を取得する際に伝えて同意を得ている範囲で提供する場合

(2) 法令に基づく場合

(3) 人の生命、身体または財産の保護のため必要な場合

(4) 国の機関もしくは地方公共団体またはその委託を受けた者が、法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合。

第11条 管理者は個人情報を第三者(国・地方公共団体・独立行政法人・本人を除く)に提供したときは、法第25条に定める第三者提供に係る記録を作成し保存します。

(第三者提供を受ける際の確認等)

第12条 管理者は、第三者(国・地方公共団体・独立行政法人・本人を除く)から個人情報の提供を受けるに際しては、法第26条に定める第三者提供を受ける際の確認を行い、記録を作成し保存します。

(開示)

第13条 

(1)個人情報提出者は、第7条の規定に基づき提供した個人情報提出者本人の個人情報について管理者に対し開示を請求することができます。

(2)管理者は、個人情報提出者本人から本人の個人情報の開示について請求があったとき、法第28条第2項に該当する場合を除き、本人に開示します。

(個人情報の訂正等)

第14条 

(1)個人情報提出者は、第7条に基づき提供した会員本人の個人情報について管理者に対し訂正等を求めることができます。

(2)前項の請求があった場合、個人情報管理者は直ちに該当する個人情報の訂正等を行います。

(漏えい発生時等の対応)

第15条 管理者・取扱者は、個人情報を漏えい、滅失、き損等の事案の発生又はその兆候を把握した場合は、管理責任者に連絡します。この場合において管理者は、事実及び原因の確認、被害拡大の防止、影響を受ける本人への連絡、再発防止等の対応を行います。

(開示請求及び苦情相談窓口)

第16条 アルカネットにおける、開示請求及び苦情相談窓口は、管理者とします。


(附則)

この規定は、2023年4月1日から施行します。





      2023年4月1日

      会長 小泉 京子   


2023/05/01

アルコール依存症家族ネットワーク アルカネット

2022年末、オンライン(Zoom)家族会を通じて知り合ったアルコール依存症家族仲間が集まり、家族をとりまく状況を改善するために何かできないかと、家族のネットワーク作りを始めました。アルコール依存症家族ネットワーク (アルカネット)と命名したのは2023年3月です。

全国でアルコール健康障害対策推進計画が進んでいると聞きますが、自分たちのまわりが良くなっているという実感がそれほどありません。私たちは、アルコール依存症当事者を抱え苦しむ家族が穏やかに生活できる環境を実現するために、実効性のある家族支援を望みます。そのために現状調査と情報交換を行いつつ、関係諸機関への働きかけや社会への啓発活動を行い、状況を改善していきたいと考えます。

20231014日開催予定のアルコール・薬物依存関連学会合同学術総会において、「家族セミナー」の企画にOKを頂きました。私たち家族の視点からの「望ましい家族支援」、また「行政とアルコール依存症家族との連携」、「家族同士の交流」等について演題を発表することになっています。実りあるセミナーを創り上げるために、関係のみなさまのご指導やご協力をいただけましたらまことに幸いです。

またこれからも、家族のネットワークづくりをさらに進めつつ、アルコール依存症家族の状況を改善する諸活動を続けて行きたいと考えております。 

今後とも引き続きどうかよろしくお願い申し上げます。 

2023/04/30

お子さんについての相談先は

アルコール依存症本人を抱える家庭生活は、殊にお子さんへの影響が大きいのは言うまでもありません。大人であるパートナーや親御さんは、対応せざるを得ない、また、大人であれば、ストレス・コーピングや趣味や外出して場を移したりと自分で気分を変えたり相談をしたりできます。しかし、お子さんは自分で、環境を変えることはできません。大人の半年、1年は我慢のできる範囲としても、6歳のお子さんの1年は、人生の1/6を占め、そのあいだのつらい思いを、しかたがないとはいきません。成長発達にも大きな影響があります。

ですので、保護者や大人が、お子さんの時間や気もちを護り、支援し、アルコール依存症家庭にあって、レジリエンスをもって育っていくことを望みたいです。アルコール依存症の家族がいると家庭内で諍いが増えがちです。両親の喧嘩を子どもに見せるのは面前DVであり、虐待です。

面前DVとは、暴力をふるうのでなくとも、子の前で配偶者への暴力行為を見せる、子の前で配偶者に暴言を吐く、子を配偶者から取り上げる、配偶者の悪口を子に吹き込んだり、言わせたりする、子に危害を与えると言って脅す等が含まれます。

また、近年、問題になってきている「ヤングケアラー」は、「本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものこと。責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります」と厚生労働省HPに定義されており、「アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している」子どもはヤングケアラーであり、スクールカウンセラーにおいても、学校等でヤングケアラーであるとわかったなら報告することになっています。

お子さんのことで不安や困り感があれば(自己肯定感が低い、コミュニケーションがうまくできない、発達障害ではないか、過剰適応ではないか、不眠、場面緘黙、吃音、チック、不登校、ゲーム依存、ネット依存、生活習慣の乱れ、等)相談機能を利用していきましょう。

お子さんの年齢に相応した相談窓口・相談機能があります。

就学前であれば、保健センター等の相談窓口、福祉事務所、児童相談所、子ども家庭支援センター、各自治体の教育相談センター等、妊娠中から就学前まで切れ目のない支援が標榜され、「子育て世代包括支援センター」として、ワンストップサービス化しています。

学齢期となると、小中高校には、スクールカウンセラー(SC)、スクールソーシャルワーカー(SSW)が配置されています。公立学校にも私立学校にも相談機能があります。自治体の教育相談センターにおいても相談でき、複数の相談先があります。

児童・生徒のみならず保護者はSCに相談できます。都道府県のSCと基礎自治体のSCが配置されていることが多く、選ぶこともできます。学校配布の相談室だより等に記載があるのをご覧ください。保護者は子育てや家庭の相談ができ、担任や学校への要望を伝えて回答を得たり、お子さんの学校での様子を聞けます。必要に応じて。医療機関についての情報入手や、必要に応じて発達検査や特別支援教育へつながったりできます。

SSWは、SCより人数は少なく、各校区や教育相談センターに配置されています。学校からケース検討の要請があり応談となる場合が多いです。家庭環境からくる困り感や福祉支援・制度利用を必要とする場合にアウトリーチの対応が可能で、家庭訪問などもなされます。子ども家庭支援センターにつながったりもできます。

また、心理専攻のある大学の心理相談センターの相談機能も活用できます。大学のHPに情報が出ています。プレイセラピー等を受けられたり、子どもと保護者、双方のカウンセリングを受けられます。通学する学校のSC等に聞いても、近隣の大学の心理相談センターの情報が入手できます。

大学生であれば、大学に学生相談やさまざまな相談機能があり、相談できます。修学にかかる相談、心理的な相談、就職に関する相談、法律相談、ハラスメント相談等、各種の相談機能があり、大学のHPに記載があります。お子さんに相談資源の活用を促されるといいでしょう。

企業勤務の方であれば、産業医や、企業内相談室に、産業カウンセラーやキャリアカウンセラーが配置されていたり、組織内にない場合、外部EAPと契約がされていて、相談できるでしょう。配偶者が企業内の産業医やカウンセラーに雇用されている配偶者のアルコール問題や経済的な問題、休職等の相談もできるでしょう。

依存先=相談先が多いほうが自立していると言われます。活用できる相談機能を知って、活用していき、お子さんについて一緒に考えていける人的資源・社会資源を増やしていきましょう。


2023/04/10

アルカネット(花)について

アルカネット は花の名前です。 

ムラサキ科ウシノシタグサ属の多年草で、6月~10月頃小さな青紫色の花が固まって咲きます。別名アフリカワスレナグサ、アンチューサーです。

花言葉 : 大切な思い出、淡い記憶、真実

(https://www.weblio.jp/content/アルカネット より引用)


アルコール依存症とは

アルコール依存症はけっして珍しい病気ではありません。

あの人のお酒の飲み方はちょっとおかしいなー。そんな風に感じることはありませんか? アルコール依存症は意外と身近にある病気です。2013年、厚生労働省の研究班によりアルコール依存症患者の推計は107万人だとわかりました。アルコールは依存症薬物の一つです。脳の器質を変化させて「節度を持ってお酒を飲む」ための脳の機能を破壊します。

お酒の量や飲み方がおかしくなるのは、本人の意思や性格が理由ではなく、病気の症状です。